アルバイトに対して欠勤・遅刻で罰金1万円 名古屋市北区のコンビニ

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愛知県名古屋市北区のコンビニで、アルバイト店員らに急な欠勤は「罰金」を払うという契約を結ばせたとして、愛知県警は2月23日、労働基準法違反(賠償予定の禁止)の疑いでオーナーと店長の男女を書類送検しました。

労働基準法違反の疑いで書類送検されたのは、いずれも中国籍のオーナーで夫の男(37)と、店長で妻の女(37)の計2人です。

発表によりますと経営者の夫婦は2016年9月~12月、名古屋市北区にある大手コンビニエンスストア「セブンイレブン」の店舗で、アルバイト店員の男女5人に「アルバイトを急に休んだ場合、罰金1万円を店に払う」という契約を結ばせた疑いが持たれています。

また、経営者の夫婦はアルバイト店員5人に口頭で「遅刻をした場合も罰金1万円」という約束もしていました。

この約束をしたアルバイト店員5人のうちベトナム国籍の男性(21)は、遅刻を3回したため罰金計3万円を支払わされていました。

労働基準法では、経営者側は欠勤や遅刻などで労働契約が実行されなかった場合、違約金や損害賠償を支払わせる契約を結ぶことは禁じています。

警察での取り調べに対して経営者の夫婦は「アルバイトに対しての罰金は違法だとわかっていたが、休みや自由な時間が欲しくてやった」などと供述し、容疑を認めています。

アルバイトの罰金を巡っては、1月に東京都武蔵野市のコンビニ「セブンイレブン」の店舗で、女子高生が風邪でアルバイトを休み、女子高生の代わりのアルバイトを探さなかったことを理由に、休んだ勤務時間(計10時間)の時給をアルバイト代から差し引かれていたことが明らかになっていました。

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コンビニのアルバイト欠勤・遅刻で罰金…Twitterでの反応

名古屋市北区のコンビニ「セブンイレブン」で、経営者がアルバイト店員らに遅刻・欠勤で罰金1万円という契約を結ばせていたことなどについて、Twitter上でも大変な話題となっていました。

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アルバイトから罰金をとった現場付近(愛知県名古屋市北区)場所の地図

以下、経営者がアルバイトから罰金をとっていた現場付近・愛知県名古屋市北区の地図(Googleマップ)。

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