久留米市で強盗致傷事件を自作自演「会社に行きたくない」刃物で肘刺す

■2017/2/25　18：55 最終更新■

福岡県久留米市で２月２５日、男性が何者かにリュックを奪われそうになり刃物で刺される強盗致傷事件が起きていましたが、虚偽だったことがわかりました。

発表によりますと２月２５日午前６時５０分ころ、久留米市のパン製造販売会社で、関係者から「同僚が駐車場で何者かに刃物で刺された」などと、福岡県警久留米署に１１０番通報があったということです。

この通報を受け警察官や救急隊が現場に駆けつけたところ、右ひじを負傷していたということです。

男性は病院に救急搬送され、搬送先の病院で治療を受けたところ、右肘に深い刺し傷がありましたが命に別状はありません。

男性は当初、警察に「駐車場で車から降りた際、知らない男にリュックを奪われそうになり、抵抗したら刺された」などと説明したことなどから、警察は強盗致傷事件として捜査していました。

しかし、男性は凶器に使われた刃物を持っているなど不自然な点があったことなどから、警察が追及したところ自作自演を認めたということです。

警察での取り調べに対して男性は「会社に行きたくなかったので自分で刺した」などと話しました。

久留米署は軽犯罪法違反の疑いとして、男性から事情を聴くとともに、当時の現場の状況などについて詳しく調べています。

久留米市の強盗致傷事件は虚偽…Twitterでの反応

久留米市で、男性が面識のない男にリュックを奪われそうになりナイフで刺された強盗致傷事件で、この事件は男性の自作自演だったことなどから、Twitter上でも大変な話題となっていました。

自作自演した現場付近（福岡県久留米市）場所の地図

以下、男性が強盗致傷事件を自作自演した現場付近・福岡県久留米市の地図（Googleマップ）。