杉並区清水で殺人事件 床下から粘着テープを巻かれた腐敗した遺体

■2017/4/10　21：40 最終更新■

東京都杉並区清水の住宅で、床下から腐敗した性別不明の遺体が見つかりました。殺人事件とみられています。

発表によりますと４月９日午後２時２５分ころ、杉並区清水の住宅で、床下から粘着テープで巻かれた腐敗した、性別不明の遺体が見つかったということです。

この家に住んでいた６０代の女性の姉から「今年に入り住人の女性と連絡が取れない」などと、警視庁荻窪署に１１０番通報があったということです。

この通報を受け荻窪署の署員らが現場に駆けつけ住宅を調べたところ、台所の床下から粘着テープで巻かれた遺体がみつかりました。玄関には鍵がかかっており、警察は合鍵を使用して部屋に入った模様。

荻窪署によりますと、見つかった遺体は腐敗が進んでいることなどから、死後少なくとも数週間が経っているということです。

警察は遺体に粘着テープが貼ってあったことや、床下に隠されていたことなどから、殺人事件の可能性が高いとみて調べています。

現時点では、金品を目的とした強盗殺人事件なのか、または犯人との間に何らかのトラブルがあったのかなどの詳しい情報はわかっておりません。

荻窪署は殺人事件とみて、遺体の死因や身元の特定を急ぐとともに、当時の現場の状況などについて詳しく調べています。

-追記- 遺体は上田美恵子さんと判明、犯人に強い殺意か

その後の発表によりますと、遺体はこの家に住む無職・上田美恵子さん（６２）と判明したということです。

遺体は死後約３ヵ月ほどたっており、上田美恵子さんの左胸には刃物で刺された傷が複数ありました。

刃物で刺された複数の傷のなかには、胸から背中にまで達しているものもあったことなどから、犯人に強い殺意があったとみられています。

現場は、JR荻窪駅から北方向に約１.５kmの地点にある住宅街の一角です。

画像出典：ANN

東京・杉並の住宅に腐敗遺体　身体にテープ　事件か

2017/4/9 18:00頃にANNnewsCHがYoutubeにアップロードした動画

関連法定刑

杉並区清水で殺人事件、床下に腐敗した遺体…Twitterでの反応

杉並区清水の住宅で、床下から粘着テープで巻かれ腐敗した性別不明の遺体が見つかったことで、殺人事件の可能性が高いことなどから、Twitter上でも大変な話題となっていました。

殺人事件現場付近（東京都杉並区清水）場所の地図

以下、腐敗した遺体が床下から見つかった殺人事件現場付近・東京都杉並区清水の地図（Googleマップ）。