慶応大のサークル合宿で飲酒事故 男子学生が救急車で運ばれ死亡

■2017/4/18　21：23 最終更新■

東京都港区三田にある慶応大の男子学生がサークルの合宿で、飲酒後に死亡する事故が起きていたことがわかりました。

発表によりますと２月下旬、慶應義塾大学の成人の男子学生がサークルの合宿で、飲酒後に体調不良を訴え、その後、死亡していたということです。

慶応大が男子学生が死亡したことをホームページで公表したことでわかりました。

この合宿には約７０人の学生が参加しており、男子学生は飲酒を伴う懇親会に参加した後、体調不良を訴え病院に救急搬送されました。男子学生は搬送先の病院で治療を受けましたが、間もなく死亡が確認されました。

慶応大は学生らへの聞き取り調査を行った結果、男子学生に対しての飲酒の強要・無理な一気飲みなどはなかったということです。

また、この事故の詳細については「プライバシーの尊重や遺族への配慮がある」などを理由に公表していません。サークル名なども明らかにしていません。

この事故を受け慶応大は「学生の命が失われたという事実を非常に重く受け止めました」「飲酒に起因する事故防止に取り組みます」などと話しました。このサークルは、４月１４日付けで無期限の活動停止処分となりました。

現時点では、男子学生が死亡した死因などについての詳しい情報はわかっておりません。

慶応大では２０１２年６月と２０１３年２月にも、学生の飲酒後の死亡事故が起きていました。

この事故に対してインターネット上では「また慶大で飲酒の死亡事故か」「勉強できても命を大切にできないとダメだろ」「学生は無茶な飲みかたするからな」「まだ若いのに可哀想」などと様々な声が多数見られました。

慶応大のサークル合宿で飲酒事故、学生が死亡…Twitterでの反応

慶応大の男子学生がサークル合宿で飲酒し、その後、体調不良を訴えて死亡した事故について、Twitter上でも大変な話題となっていました。

慶應義塾大学の場所（東京都港区三田）場所の地図

以下、死亡した男子学生が通っていた大学・東京都港区三田２丁目１５−４５「慶應義塾大学」の地図（Googleマップ）。