東武野田線の踏切で人身事故 女子高生がはねられ死亡 自殺の可能性も

■2017/4/21　23：46 最終更新■

埼玉県春日部市粕壁の東武野田線の踏切で４月２１日、女子高生が電車にはねられ死亡する人身事故が起きました。自殺とみられています。

発表によりますと４月２１日午後０時５０分ころ、春日部市粕壁にある東武野田線の踏切で、春日部市に住む私立高校に通う女子高生（１６）が、柏駅発-大宮駅行きの普通電車にはねられたということです。

この事故で女子高生は病院に救急搬送され、搬送先の病院で治療を受けましたが、間もなく死亡が確認されました。

当時、女子高生をはねた電車を運転していた男性は、警察の調べに対して「女子高生が線路内で仁王立ちしていた」などと説明しました。

埼玉県警春日部署によりますと、女子高生の持ち物などから遺書のようなものは見つからなかったということです。

警察は目撃情報などから、女子高生に何らかの理由があり自殺を図った可能性が高いとみて調べています。

この人身事故の影響で、東武鉄道は上下線１８本の電車が運休し、最大約１時間の遅れが生じました。また、乗客など約５千人に影響がでた模様。

現時点では、女子高生がいじめにあっていたのか、または何らかのトラブルを抱えていたのかなどの詳しい情報はわかっておりません。

春日部署は自殺とみて、周囲に設置された防犯カメラの映像解析を進めるとともに、当時の現場の状況などについて詳しく調べています。

春日部市粕壁の東武野田線で人身事故、女子高生が自殺か…Twitterでの反応

春日部市粕壁にある東武野田線の踏切で、女子高生が電車にはねられ死亡した人身事故で、自殺の可能性が高いことなどから、Twitter上でも大変な話題となっていました。

人身事故現場付近（埼玉県春日部市粕壁）場所の地図

以下、女子高生が電車にはねられた人身事故現場付近・埼玉県春日部市粕壁の地図（Googleマップ）。