小国町田沢頭で女児と男性の遺体 車内に七輪と練炭 無理心中図ったか

■2017/5/7　21：20 最終更新■

山形県小国町田沢頭の林道で５月７日、男性と女児が車内で死亡しているのが見つかりました。無理心中を図ったとみられています。

発表によりますと５月７日午前４時５０分ころ、小国町田沢頭の林道で、４０代の男性と小学生くらいとみられる１０代の女児が乗用車の車内でぐったりしていたということです。

山菜狩りをしていた通行人の男性が「車内にいる男性と子供が声をかけても動かない」などと山形県警小国署に１１０番通報したことで発覚。

この通報を受け警察官や救急隊が現場に駆けつけたところ、車内で男性と女児がぐったりしていたということです。２人に致命傷とみられる傷はなく、その場で死亡が確認されました。

小国署によりますと、車内に七輪と練炭が燃えた跡があったことなどから、無理心中を図った可能性が高いということです。

男性と女児が乗っていた車は長崎県のナンバーで、警察は家族から行方不明届が出されていた親子とみて調べています。

この事件に対してインターネット上では「子供を巻き込んで自殺するな」「無理心中みたいな悲しいニュースが多い」「子供が可哀想・・・」などと様々な声が多数見られました。

小国署は男性が無理心中を図ったとみて、家族などから事情を聴くとともに、身元の確認を急いでいます。

小国町田沢頭で車内に男性と女児の遺体、無理心中か…Twitterでの反応

小国町田沢頭の林道で、車内から女児と男性の遺体が見つかった事件で、無理心中の可能性が高いことなどかから、Twitter上でも大変な話題となっていました。

無理心中を図った事件現場付近（山形県小国町田沢頭）場所の地図

以下、車内から男性と女児の遺体が見つかった事件現場付近・山形県西置賜郡小国町田沢頭の地図（Googleマップ）。