110番マニアの浦島知希容疑者 嘘の通報を繰り返す偽計業務妨害事件

■2017/5/9　15：25 最終更新■

東京都大田区の駅で、警察に嘘の通報をしたとして、警視庁は偽計業務妨害の疑いで２０代の「１１０番マニア」の男を逮捕しました。

偽計業務妨害の疑いで逮捕されたのは、大田区に住む無職・浦島知希容疑者（２６）です。浦島知希＝うらしま ともき

発表によりますと浦島知希容疑者は５月２日、大田区の地下鉄の駅で、「浅草線の西馬込駅で何者かに催涙スプレーがまかれた」「約２０人が負傷した」などと、警視庁に嘘の１１０番通報をして、警察の業務を妨害した疑いが持たれています。

浦島知希容疑者はイタズラの１１０番通報を繰り返す「１１０番マニア」だったということです。

また、浦島知希容疑者は２０１１年には群馬県警に「廃車が炎上している」などと虚偽の通報をしており、２０１２年には警視庁のホームページに爆破予告をしたとして逮捕されていました。２０１５年にもイタズラの通報を繰り返し逮捕されていた模様。

警察での取り調べに対して浦島知希容疑者は「家でイライラすることがあり嘘の通報をしてしまった」などと供述し、容疑を認めています。

この事件に対してインターネット上では「１１０番マニアって趣味悪い」「すごい迷惑な事件だな」「世の中にはいろんなマニアがいるもんだ」「何回逮捕されたら気が済むのかな」などと様々な声が多数見られました。

警視庁は偽計業務妨害の疑いとして、浦島知希容疑者から事情を聴くとともに、余罪などについても詳しく調べています。

「110番マニア」を逮捕、イタズラ通報を繰り返す…Twitterでの反応

大田区の地下鉄の駅で、浦島知希容疑者が嘘の通報をして警察の業務を妨害した事件で、犯人が「１１０番マニア」ということもあり、Twitter上でも大変な話題となっていました。

嘘の通報をした現場付近（東京都大田区）場所の地図

以下、１１０番マニアがイタズラの通報をした事件現場付近・東京都大田区の地図（Googleマップ）。