小川利恵容疑者、車に赤ちゃん放置し熱中症で死亡させる事件 防府市

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山口県防府市古祖原で、生後2ヵ月の赤ちゃんを車内に放置し、熱中症で死亡させたとして、山口県警防府署は5月12日、保護責任者遺棄致死の疑いで20代の女を逮捕しました。

保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕されたのは、防府市古祖原に住む無職・小川利恵容疑者(23)です。小川利恵=おがわ りえ

発表によりますと小川利恵容疑者は5月11日午前10時ころ~午後3時半ころまでの約5時間半、アパートの駐車場に停めてある車の車内に生後2ヵ月の女の子の赤ちゃんを放置し、熱中症で死亡させた疑いが持たれています。

小川利恵容疑者が自ら「車内に娘を置いたままにしていたら呼吸をしていない」などと消防局に119番通報したことで発覚。

この通報を受け救急隊や警察官らが現場に駆けつけたところ、エンジンのかかっていない窓の閉め切った状態の車内で、赤ちゃんがぐったりしていたということです。

赤ちゃんは病院に救急搬送され、搬送先の病院で治療を受けましたが、重度の熱中症で間もなく死亡が確認されました。

事件当日の防府市の最高気温は午後2時40分ころの25,7度で、夏日となっていました。

警察での取り調べに対して小川利恵容疑者は「後部座席のチャイルドシートに娘を乗せ放置していた」などと供述し、容疑を認めています。

現時点では、小川利恵容疑者は育児に悩んで赤ちゃんを放置したのかなどについての詳しい動機についてはわかっておりません。

防府署は保護責任者遺棄致死事件として、小川利恵容疑者から事情を聴くとともに、事件に至った経緯や犯行動機などについて詳しく捜査を進める方針です。

小川利恵容疑者、車に赤ちゃん放置し熱中症で死亡させる事件のニュースのキャプチャ画像

画像出典:ANN

娘放置し熱中症で死なせた疑い 母親を逮捕

2017/5/13 7:00頃にANNnewsCHがYoutubeにアップロードした動画

関連法定刑

関連する犯罪の法定刑

保護責任者遺棄致死罪…保護責任者遺棄罪と傷害致死罪とを比較し、重い刑により処断する
殺人罪…死刑または無期もしくは5年以上の懲役

小川利恵容疑者が車内に赤ちゃん放置、熱中症で死亡…Twitterでの反応

防府市古祖原のアパートの駐車場で、母親が赤ちゃんを約5時間半の間、車内に放置し死亡させた事件について、Twitter上でも大変な話題となっていました。

事件現場付近(山口県防府市古祖原)場所の地図

以下、小川利恵容疑者が赤ちゃんを車内に放置して死亡させた事件現場付近・山口県防府市古祖原の地図(Googleマップ)。

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