貝塚市で殺人未遂事件 内縁の妻の腹などを刃物で刺す 精神疾患か

■2017/6/3　12：46 最終更新■

大阪府貝塚市の府営住宅で、内縁の妻の腹などを刃物で刺して殺害しようとしたとして、大阪府警貝塚署は６月３日、殺人未遂の疑いで８０代の男を逮捕しました。

殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、貝塚市に住む無職の男（８１）です。

発表によりますと男は６月２日午後８時３０分ころ、貝塚市の市営住宅で、内縁の妻（７９）の太ももや腹などを刃物で刺して殺害しようとした疑いが持たれています。

妻が自ら「夫に刃物で刺された」などと、消防局に１１９番通報したことで事件が発覚しました。

この通報を受け救急隊や警察官らが現場に駆けつけたところ、女性が刃物で刺され負傷していました。

女性は病院に救急搬送され、搬送先の病院で治療を受けたところ、複数ヵ所を刃物で刺され負傷していましたが、幸い命に別状はありません。

貝塚署によりますと、この府営住宅で男と妻は２人暮らしをしており、何らかの原因で口論となり事件に発展したということです。

妻は２０１５年から２回、男から暴力を受け警察に相談していました。また、男には精神疾患の疑いがある模様。

警察での取り調べに対して男は「刃物で刺したが、殺すつもりはなかった」などと供述し、殺意を否認しています。

貝塚署は殺人未遂の疑いとして、男から事情を聴くとともに、事件に至った経緯や犯行動機などについて詳しく捜査を進める方針です。

貝塚市で殺人未遂事件、内縁の妻を刃物で刺す…Twitterでの反応

貝塚市の府営住宅で、男が内縁の妻を刃物で複数ヵ所さし殺害しようとした殺人未遂事件について、Twitter上でも話題となっていました。

事件現場付近（大阪府貝塚市）場所の地図

以下、男が内縁の妻を刃物で刺した殺人未遂事件現場付近・大阪府貝塚市の地図（Googleマップ）。