東京都の大井ふ頭でヒアリ発見 コンテナ内から見つかる 国内5ヵ所目

最終更新■

東京都品川区の大井ふ頭で、コンテナ内から強い毒を持つ南米原産のヒアリ1匹が見つかったことがわかりました。

発表によりますと7月3日、大井ふ頭でコンテナの点検作業をしていた業者がヒアリと思われるアリ1匹を発見したということです。業者はその場でアリに熱湯をかけ、殺処分しました。

殺処分した後、業者は環境省関東地方環境事務所に通報、この通報を受け専門機関が発見されたアリを分析した結果、ヒアリだと確認されました。

ヒアリが見つかったコンテナは中国・広東省の港で積み込まれ、6月27日に大井ふ頭に運ばれていました。6月30日にはコンテナを搬出した模様。

コンテナから見つかったヒアリは1匹だけで、現時点では、ヒアリに刺されたなどの健康被害は出ていません。

東京都でヒアリが見つかったことでインターネット上では「ついに東京でも確認されたか」「ヒアリ恐い」「頼むから拡散しないでくれ」「ヒアリに刺されたら死ぬんでしょ?」などと様々な声が多数見られました。

東京都は、大井ふ頭にアリを殺す殺虫剤「ベイト剤」を撒くなどして対策を取るとともに、港湾関係者などに注意を呼び掛けています。

これまでに日本国内では、兵庫県尼崎市・神戸市、愛知県弥富市、大阪市の4ヵ所でヒアリが発見されており、東京は5ヵ所目となりました。

ヒアリとは、猛毒の針を持つ殺人アリ

以下は、ヒアリについての情報です。

ヒアリとは、南米大陸原産のハチ目(膜翅目)・アリ科・フタフシアリ亜科に分類されるアリの一種。

世界の侵略的外来種ワースト100選定種であり、特定外来生物にも指定されている。

毒性の強い近縁種であるアカカミアリよりも強力な猛毒の針をもち、刺されると火傷のような激しい痛みがあるばかりでなくアナフィラキシーショックを起こし、時に死に至るため殺人アリの異名もある。

出典:ヒアリ – Wikipedia

ヒアリの画像

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大井ふ頭でヒアリ発見、国内で5ヵ所目…Twitterでの反応

東京都品川区の大井ふ頭で、猛毒を持ち殺人アリとして知られる「ヒアリ」が見つかったことで、Twitter上でも大変な話題となっていました。

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ヒアリ発見現場(東京都品川区八潮)場所の地図

以下、殺人アリ「ヒアリ」が発見された場所・東京都品川区八潮2丁目4「大井ふ頭」の地図(Googleマップ)。

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