浅草駅ビルで殺人未遂事件 フルフェイス男が包丁で男性刺す、通り魔か

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東京都台東区にある東武鉄道・浅草駅の近くで7月16日夜、男性が刃物で刺される殺人未遂事件が起きました。通り魔の可能性も。

発表によると7月16日午後9時20分ころ、台東区花川戸1丁目の浅草駅ビルで、20代の男性が刃物を持った男に腹部を刺されたということです。

通行人が交番に「暴れている男がいる」などと届け出たことから、警視庁浅草署の警察官らが駅ビル1階の現場に駆けつけたところ、血を流して壁にもたれかかっている被害者男性と、フルフェイスのヘルメットをかぶってうずくまっている犯人の男を発見。

この事件で浅草署は、台東区に住む無職の男(64)を殺人未遂の容疑で現行犯逮捕しました。

警察での取り調べに対して男は「包丁で刺した」などと供述し、容疑を認める一方で、意味のわからない話をしているということです。

なお被害者男性はその後すぐに病院へ搬送されましたが、幸い命に別状はないということです。

浅草駅ビルで発生した殺人未遂事件の経緯と当時の状況

被害者男性は警察に対して「知らない男にいきなり刺された」と説明しています。

また逮捕された男は取り調べで「刺した男は、いつも顔を見ているが名前は知らない」と話したほか、「男が、普通の人では聞こえない、私にしか聞こえない音を出すので、ついカッとなって刺した」などと意味不明な供述をしている模様。

2人のあいだに過去なんらかのトラブルがあったのかどうかなど、詳しいことはわかっていません。

男はフルフェイスのヘルメットを被ったまま、突然包丁で被害者男性に襲いかかったということです。

警察官らが現場に駆けつけた当時、男はまだヘルメットを被ったままで、近くには血の付いた凶器とみられる包丁(刃渡り17cm)が落ちていました。

警察は男の刑事責任能力の有無も含め、事件に至った経緯や犯行動機などについてさらに詳しく捜査を進めています。

浅草駅構内で殺人未遂事件 “刺した”64歳男を逮捕

2017/7/17 13:00頃にANNnewsCHがYoutubeにアップロードした動画

関連法定刑

関連する犯罪の法定刑

殺人未遂罪…死刑または無期もしくは5年以上の懲役
傷害罪…15年以下の懲役または50万円以下の罰金
銃刀法違反…2年以下の懲役または30万円以下の罰金

フルフェイス男が男性を刃物で刺す通り魔事件で浅草駅が騒然…Twitterでの反応

台東区花川戸にある浅草駅ビルで発生した殺人未遂事件について、無差別に狙われた通り魔という可能性もあったことから、浅草駅は一時騒然としました。

殺人未遂事件現場(東京都台東区花川戸)場所の地図

以下、男性が見知らぬ男に刃物で刺された殺人未遂事件現場・東京都台東区花川戸1丁目2−3「浅草駅ビル」の地図(Googleマップ)。

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