砂押川にコイ約90匹の死骸 上流から強いアルカリ性を検出 鎌倉市
■ 最終更新■
神奈川県鎌倉市を流れる砂押川で8月10日、コイ約90匹が死んでいるのが見つかりました。
発表によりますと8月10日午前11時30分ころ、鎌倉市と横浜市の境を流れる砂押川で通行人から「コイの死骸が大量ある」などと通報があったということです。
この通報を受け市の担当者が現場に駆けつけたところ、砂押川で約500mにわたり90匹以上のコイが死んでいたということです。
その後、砂押川の水が濁っていたため市が水質調査を行ったところ、基準値を超えるアルカリ性が検出されました。
さらに、砂押川上流にある横浜市栄区のビル解体工事現場から出ている排水の水質調査を行ったところ、コイの死骸が見つかった場所付近よりもさらに強いアルカリ性が確認されました。
市は、この排水が砂押川に流れ込んだことが原因で、コイが大量に死んだ可能性が高いとみて調べています。なお、工事現場の排水溝を塞ぐなどして対応している模様。
砂押川にコイ約90匹の死骸…Twitterでの反応
鎌倉市を流れる砂押川で、コイ約90匹が死んでいるのが見つかり、川の自ら強いアルカリ性が検出されたことなどについて、Twitter上でも大変な話題となっていました。
横浜市と鎌倉市の境を流れる砂押川でコイおよそ90匹が死ぬ。基準値を超えるアルカリ性の水が検出され、上流の解体工事現場の排水が原因の可能性があるとみて、横浜市などが対応を急ぐ。 #nhkhttps://t.co/DmTmV2gPTt
— NHK@首都圏 (@nhk_shutoken) 2017年8月10日
コイの死骸発見現場付近(神奈川県鎌倉市)場所の地図
以下、コイ約90匹の死んでいた現場付近・神奈川県鎌倉市の地図(Googleマップ)。
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