炭を踏んで小学生がやけど バーベキューの不始末 北海道積丹町の砂浜
■ 最終更新■
北海道積丹町西河町の砂浜で、バーベキューで使用した火のついたままの炭が放置され、小学生が気付かず踏んでやけどを負っていたことがわかりました。
発表によりますと8月16日、積丹町西河町の砂浜で、家族で訪れていた千歳市に住む小学2年生の男児が、放置してあった火がついたままの炭を気付かず踏んでしまったということです。
炭には砂がかぶせてあり、目視では確認できなかったということです。
男児は付近の旅館で応急手当を受け病院に搬送され、搬送先の病院で治療を受けたところ、両足の裏にやけどを負っていました。
16日は、砂浜でバーベキューをしていた団体が20組ほどいたことなどから、バーベキューで使用した炭の火を消さずに放置して帰ったことが原因とみられています。
付近で店を経営している女性は取材に対して「夏になると火が着いたままの炭を砂浜でよく見かける」「責任もって後始末は徹底してほしい」などと話しました。
このバーベキューの炭の不始末にインターネット上では「大人なら後片付けくらいしろ」「大人の不始末で、子供がケガか」「マナー悪い人はバーベキューするな」「常識のない大人が多すぎる」などと怒りの声が多数見られました。
Facebookで事故を拡散、男児のやけどと現場の画像
以下は、積丹郡積丹町大字西河町にある温泉旅館北都がfacebook(フェイスブック:@mfa_acky)で、今回の事故について注意を呼び掛けている投稿です。
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※同じ様な悲しい出来事が少なくなります様に。
ぜひシェア拡散をお願い致します。
お盆最終日。
前浜でキャンプをしていた方々も少なくなり、夏も終わりだなぁ?と思いながら仕事をしていました。そんな中、本日お泊まりのファミリーがチェックイン。
予定では午後から小学生対象の無料釣り船体験で船に乗る予定でしたが、あいにく積丹の沖合は時化ていて出航できず。
船釣り体験は明日の午前中に延期になりましたが、お天気は良かったので小学校2年生の男の子と妹さん、ご両親と共に前浜へ海水浴に出かけて行きました。しばらくして男の子の鳴き声が響いて来たので足洗い場を見ると、さっきの男の子がお父さんに抱きかかえられ、泣きながら足を水に浸けていました。
事情を聞くと、砂浜に火が着いたままの炭が放置してあり、その火の着いた炭の上を何も知らずに歩いたため、足の裏を火傷してしまったとの事。
しばらく流水で冷やしましたが痛みは酷くなるばかり。
小学校2年生の男の子、一生懸命痛みを我慢し、歯を食いしばって涙をこらえている姿は、そこにいた大人全員が代われるものなら変わってあげたいと思う位痛々しくて。。。救急車を呼び、余市の病院まで搬送され応急処置をしてもらい北都に戻って来たのは、陽も落ちて暗くなった午後7時半。
お父さんに抱っこされたその男の子の両足は包帯でグルグルに巻かれ足もつけない状態。
翌日の船釣り体験も出来なくなっちゃいました。
「海なんか来なければ良かったんだ😭」
この男の子はこう呟きました。私達にとって、とてもとても悲しい出来事です。
夏休みの良き思い出が台無しの出来事でした。北海道では短い夏を堪能しようと、積丹だけでなくあちこちの海水浴場や海辺にキャンパー達がテントを張りバーベキューを楽しみます。
しかし帰る際、バーベキューの炭や焚き火の焚き木は置いとけば自然にもどるという大きな誤解をしている人々が多く、火の着いたままの炭や焚き木を砂浜に埋めたり、そのまま放置して帰ってしまい、熱い炭を足で踏んで大火傷をしてしまいます。
炭はほぼ炭素の集まり。
腐って土になるようなことはありません。砂浜を炭で汚したらそのまま永遠に残ってしまいます。
芯まで確実に水等で消火し、家庭ごみとして持ち帰ってください。
バーベキューは来たときよりも綺麗にして帰ることがマナーです。後片付けの中でも、炭の後始末は誤った方法で行うと、重大なルール・マナー違反だけではなく、事故に繋がる恐れもある大切なポイントですので、必ず正しい方法で行いましょう。
わからなければ北都スタッフに聞いて下さい!
北海道の短い夏を良き思い出として子供達に残してあげたい!
積丹ブルーの海をずっと綺麗なまま残したい。
温泉旅館北都の望みです。
画像出典:https://www.facebook.com/shakotan.onsen.hokuto/posts/1921244178131678
画像出典:https://www.facebook.com/shakotan.onsen.hokuto/posts/1921244178131678
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バーベキューの炭の不始末で小学生やけど、北海道積丹町の砂浜…Twitterでの反応
北海道積丹町西河町の砂浜で、小学生がバーベキューの炭を踏んでやけどを負った事故で、facebookで注意を呼び掛けていることなどから、Twitter上でも大変な話題となっていました。
家の妹も小学生の頃、砂浜でキャンプ中に火ががついたままの炭に砂が掛けられていて
知らずに踏んで足の裏を火傷したのよね。
水ぶくれになるわ、歩けないわでひどかった。
BBQするのはいいと思うけど、最低限のマナーは守ろうよ。
火傷した子供さん、早く治りますように。— miyukiy (@tamimiyu) 2017年8月21日
積丹の砂浜でアホがバーベキューの後に隅に砂をかけて放置したために小学生が火傷を!
以前は、サッカーの試合が終わって客席を掃除していて海外からは素晴らしいとまで言われていた日本人!アレは周りに良く見られるためのアクションで、本当の日本人は片付けも掃除も嫌いな見栄はりの人種だろ!?— J.S (@JunryS) 2017年8月21日
Twitterで見かけた砂浜に埋めた炭で男の子が火傷…って積丹で起きたのか!
今、地元のニュースで見て知った…
ちなみに(?)北海道民は夏の海岸や砂浜でテントはってキャンプする人もいるよねー
— ゆに。*(`・з-)🌸 (@amnostorme) 2017年8月21日
砂浜で炭踏んで火傷した事件について引っ張り出された日本バーベキュー連盟の人の『何で俺が』感の溢れる表情が凄い #nhk_news
— 椋木三郎 (@HyjhpXgiO4GJM5u) 2017年8月21日
砂浜の炭でやけどって積丹だったのか。ただ、ああいうことがあると、先回りして規制されるって言うのがここ最近の流れじゃないか。つまり「砂浜で火を使うこと」が禁止されるのもそう遠くないんじゃないか。極わずかな馬鹿のせいでみんなが迷惑することにつながりかねないよと。
— くろねこ (@chat_noir_nord) 2017年8月21日
BBQの炭を後始末せず砂浜に放置して、燻ったままの炭を気づかず踏んだ子供が火傷を負ってしまったって事件。あれ過失傷害だと思うんよ、でも捜査して捕まえるのは大変よなぁ〜。聴き込みして周辺の道路カメラ洗って、コンビニのカメラも洗って。。。目星ついたら任意で呼んで。
— 鉄パイ (@tetupai) 2017年8月21日
ながらではあるけど、グッディ見てたら、バーベキューの炭を消化せず砂浜に埋めたことによっての火傷話をやってた。
意外と多い、この話。
先日、某所で自慢気に話をしてた人がいて、かなりイラッとした。
この苛立ちを忘れないためにも、備忘録としてツイートします。— メガネっこ よーこ (@myworld_endless) 2017年8月21日
砂浜の中にバーベキューをした後の炭を埋めて放置して、その上を裸足の男の子が歩いてしまって大火傷したとか…足の裏の火傷、歩けないんだよ…めっちゃ痛いよ。悲しすぎる…ちゃんと自分で持って帰れよ、馬鹿かよ…
— ニコラス提督 (@wizard_mushi) 2017年8月21日
事故現場付近(北海道積丹町西河町)場所の地図
以下、男児が炭を踏んでやけどを負った現場付近・北海道積丹町西河町の地図(Googleマップ)。
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