ママ友に暴行頼み母親が動画撮影 小学生の長女に虐待事件か 大阪市港区

■2017/8/23　15：50 最終更新■

大阪府大阪市港区の自宅で、小学生の長女の顔を友人の女に叩かせ動画撮影したとして、大阪府警は暴行容疑でいずれも４０歳の母親とママ友を逮捕しました。日常的に虐待か。

発表によりますと容疑者らは共謀して８月２２日午前１１時ころ、大阪市港区の自宅マンションで、小学５年生の長女（１１）の顔を複数回叩き、押し倒すなどの暴行を加えた疑いが持たれています。

母親は友人の女に長女に暴行を加えるよう頼んでおり、この依頼を受け女性は暴行を加えたということです。その様子を母親はスマートフォンで動画撮影しており、夫（３９）に送信していました。

その後、動画を観た夫が大阪府警港署に被害届けを提出したことで事件が発覚しました。

警察での取り調べに対して母親は「長女が言うことを聞かないので友人に頼んだ」などと供述し、容疑を認めています。一方で友人の女も「頼まれたので暴行を加えた」などと話しています。

港署によりますと、長女と友人の女の子供は同級生同士だったということです。

現時点では、母親は長女に日常的に暴行を加えるなどの虐待をしていたのかどうかなどについての詳しい情報はわかっておりません。

この事件に対してインターネット上では「ツッコミどころが多い事件」「動画撮影する意味は？」「説教を友人に頼むのはおかしい」「これは教育ではない、ただの虐待」などと様々な声が多数見られました。

港署は暴行容疑として、母親や友人の女から事情を聴くとともに、日常的に虐待があったのかなどについても詳しく調べています。

ママ友に暴行頼んで母親が動画撮影、虐待事件か…Twitterでの反応

大阪市港区のマンションで、母親がママ友に長女への暴行を頼み動画撮影した事件で、日常的に虐待があった可能性もあることなどから、Twitter上でも大変な話題となっていました。

虐待事件現場付近（大阪府大阪市港区）場所の地図

以下、ママ友に暴行頼み動画撮影した事件現場付近・大阪府大阪市港区の地図（Googleマップ）。