阪和線・富木駅で電車が視覚障害はねる人身事故 ホームから線路に転落

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大阪府高石市取石にある富木駅で、視覚障害のある男性が線路に転落して電車にはねられる人身事故が起きました。

この人身事故で死亡したのは、視覚障がいを持つ大阪府高石市に住む無職・椋橋一芳さん(59)です。

発表によりますと10月1日午後9時半ころ、高石市取石にある阪和線・富木駅で、視覚障害のある椋橋一芳さんがホームから線路に転落し、進入してきた快速電車にはねられたということです。

富木駅のホームに設置された防犯カメラには、椋橋一芳さんがつえをつきながら線路に向かって歩き、ホームから線路に転落する様子が映っていたということです。

富木駅には点字ブロックは設置されていますが、転落防止のホームドアなどはありませんでした。

椋橋一芳さんは普段から富木駅を利用し、同日も姉に「外出してくる」などと言い自宅を出ていました。

当時、電車を運転していた運転士は「駅の100mほど手前で男性が線路に転落するのに気付いて急ブレーキをかけたが間に合わなかった」などと説明しました。

警察は椋橋一芳さんが誤って線路に転落したとみて調べています。

この人身事故に対してインターネット上では「ホームドアの設置早く」「今更だけどこれは防げた事故だと思う」「視覚障害者にとって駅は恐怖だろうな」「ホームドアがあれば・・・」などと様々な声が多数見られました。

大阪府警は周囲に設置された防犯カメラの映像解析を調べるとともに、当時の現場の様子などについて詳しく捜査を進める方針です。

阪和線・富木駅で電車が視覚障害はねる人身事故のニュースキャプチャ画像

画像出典:ANN

視覚障害の男性 はねられ死亡 誤ってホーム転落か

2017/10/2 13:00頃にANNnewsCHがYoutubeにアップロードした動画

阪和線・富木駅で視覚障害者をはねる人身事故、線路に転落…Twitterでの反応

阪和線・富木駅で、視覚障害のある男性が電車にはねられ死亡した人身事故について、Twitter上でも大変な話題となっていました。

人身事故現場(大阪府高石市取石)場所の地図

以下、視覚障害が電車にはねられた人身事故場所・大阪府高石市取石二丁目「富木駅」の地図(Googleマップ)。

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