保育士が園児を虐待 嫌がらせの動画撮影や馬乗りで押さえ付け 長崎市

■2017/12/7　14：45 最終更新■

長崎県長崎市内の保育所で、保育士が園児に虐待をし動画撮影などをしていたことがわかりました。

発表によりますと今年１月ころ、長崎市内にある私立保育所で、保育士１人が園児１人のズボンを脱がし手の届かない物干し用ロープに吊り下げた後、園児がズボンを取り戻そうと手を伸ばしている様子を動画撮影していたということです。

保育士はこの動画を同僚に見せていたということですが、外部へは拡散していませんでした。

長崎市の調査に保育士は「遊びのつもりで園児にイタズラした」などと説明しました。

また、別の保育所では、別の保育士１人が４歳児のクラスの園児１１人に対して、馬乗りで押さえ付けたり、ハエ叩きで叩いたりする暴行を加えていました。幸い園児に目立ったケガはありませんでした。

この保育士は調べに対して「園児らが昼寝の時間に騒いでいて、イライラが抑えきれなかった」などと説明しました。

１０月ころに、匿名の投書や電話があり、保育士の虐待が発覚しました。長崎市によりますと、この保育士２人は既に依願退職しているということです。

この保育士の虐待にインターネット上では「完全に弱いものイジメ」「安心して保育所に子供を預けれない」「子供でストレス発散するな」「自分の子供にも同じことができるのかな？」などと様々な声が多数見られました。

現時点では、虐待をした保育士らの身元や、保育所の場所などについての詳しい情報はわかっておりません。

長崎市はこれらの行為を虐待と判断し、両保育所の処分を検討しています。

保育士が園児に虐待、長崎市の保育園…Twitterでの反応

長崎市の保育園で、保育士が園児に嫌がらせをした動画撮影や、馬乗りになる虐待をしていたことなどから、Twitter上でも大変な話題となっていました。

虐待場所付近（長崎県長崎市）場所の地図

以下、保育士が園児を虐待していた場所付近・長崎県長崎市の地図（Googleマップ）。