中川製紙で事故 溶剤タンク内で従業員3人が死亡 ガスを吸った可能性

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石川県白山市相川新町にある中川製紙で、男性従業員3人がタンク内で倒れ死亡する事故が起きました。

発表によりますと6月6日午前3時45分ころ、白山市相川新町の「中川製紙」の溶剤タンク内で、男性従業員3人が倒れたということです。

中川製紙の関係者から「従業員がタンク内に落ちた」などと消防局に119番通報があったことで発覚。

この通報を受け救急隊らが現場に駆けつけたところ、溶剤タンク内に金沢市に住む50代の男性従業員と白山市に住む40代と20代の男性従業員が倒れており、その場で死亡が確認されました。

男性従業員3人が倒れていた溶剤タンクでは、再生紙を作るため古紙を希硫酸や水に混ぜて溶かしてたということで、この工程で発生したガスを吸ったとみられています。

当時、溶剤タンク内にトラブルが起き男性従業員1人が点検でタンク内に入り、内部のはしごを登っている際、ガスを吸い倒れたということです。

その後、他の男性従業員2人が助けにタンク内に入ったところ巻き込まれたとみられています。

現時点では、安全面に問題があったのかどうかなどについては不明。

石川県警は中川製紙の他の従業員などから事情を聴くとともに、当時の現場の状況などについて詳しく調べています。

中川製紙で従業員3人の死亡事故のニュースのキャプチャ画像

画像出典:JNN

関連する犯罪の法定刑

業務上過失致死罪…5年以下の懲役もしくは禁錮、または100万円以下の罰金

白山市の中川製紙で死亡事故…Twitterでの反応

白山市相川新町の「中川製紙」で、男性従業員3人が溶剤タンク内でタンク内で倒れて死亡する事故が起きたことなどから、Twitter上でも大変な話題となっていました。

死亡事故現場(石川県白山市相川新町718)場所の地図

以下、タンク内で男性従業員3人が死亡した事故現場・石川県白山市相川新町718「中川製紙 松任工場」の地図(Googleマップ)。

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