中野区白鷺で死体遺棄事件 父親の遺体を自宅に放置「別れたくなかった」

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東京都中野区白鷺で、父親の遺体を自宅に放置したとして、警視庁野方署は死体遺棄の疑いで50代の男を逮捕しました。

死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、中野区白鷺に住む職業不詳・吉村晃一容疑者(52)です。

発表によりますと吉村晃一容疑者は8月上旬~26日までの間、中野区白鷺にある自宅1階の寝室に、同居する父親(89)の遺体を放置した死体遺棄の疑いが持たれています。

8月26日昼ころ、近隣住民から「ちょっと前から異臭がしている」などと警察に110番通報があったことで事件が発覚。

この通報を受け警察官らが吉村晃一容疑者の自宅を訪れ室内を確認したところ、寝室のマットの上で仰向けの状態で死亡している男性の遺体を発見。

遺体には致命傷とみられる目立った外傷はなく、一部腐敗が進んでいたということです。

警察での取り調べに対して吉村晃一容疑者は「死んでいることはわかっていた。届け出ると火葬されるので、別れたくないので放置していた。時折、添い寝をした」などと供述し、容疑を認めています。また、「8月初旬ころに父親に青汁を飲ませたらむせていた。翌日には父親の体は冷たくなっていた」などと説明しました。

現時点では、男性が死亡した経緯や死因などについては不明。

野方署は死体遺棄の疑いとして、吉村晃一容疑者から事情を聴くとともに、事件に至った経緯などについて詳しく調べています。

関連する犯罪の法定刑

死体遺棄罪…3年以下の懲役

中野区白鷺で死体遺棄事件、父親の遺体放置…Twitterでの反応

中野区白鷺の住宅で、息子が父親の遺体を放置し時折、遺体と添い寝をしていた死体遺棄事件について、Twitter上でも大変な話題となっていました。

死体遺棄事件現場付近(東京都中野区白鷺)場所の地図

以下、父親の遺体を放置していた死体遺棄事件現場付近・東京都中野区白鷺の地図(Googleマップ)。

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