札幌市中央区北3条東で玉突き事故 71歳の飲酒運転の車が追突し3人負傷
■ 最終更新■
北海道札幌市中央区で12月13日、飲酒運転の乗用車が停車していた車に追突し計4台が絡む玉突き事故が起きました。
北海道警は酒気帯び運転の疑いで、札幌市東区に住む青木忠治郎容疑者(71)を現行犯逮捕しました。
発表によりますと12月13日午前0時ころ、札幌市中央区北3条東7丁目の交差点で、飲酒運転の青木忠治郎容疑者の乗用車が信号待ちで停車していた車に追突したということです。
追突された車は衝撃で前方に止まっていた車2台に追突し、計4台が絡む玉突き事故となりました。
この事故で男性3人が病院に救急搬送され、搬送先の病院で治療を受けたところ、いずれも首などの痛みを訴えているということです。
駆けつけた警察官らが青木忠治郎容疑者に呼気検査をしたところ、基準値を超えるアルコールが検出されたため、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕しました。
警察での取り調べに対して青木忠治郎容疑者は「自宅で飲酒し車でコンビニに行く途中だった」などと供述し、容疑を認めています。
この飲酒事故にインターネット上では「いまだに飲酒運転する人いるんだ」「こういう老害は刑務所行きだな」「このじいさん飲酒運転で人生終わったな」「これだけ飲酒運転はダメだって言われてるのにそれでもやる奴がいるんだからなぁ」などと様々な声が多数ありました。
北海道警は酒気帯び運転の疑いで、青木忠治郎容疑者から事情を聴くとともに、当時の現場の状況などについて詳しく調べています。
画像出典:NNN
関連する犯罪の法定刑
酒気帯び運転…3年以下の懲役または50万円以下の罰金
過失運転致死傷罪…7年以下の懲役もしくは禁錮または100万円以下の罰金
札幌市中央区で飲酒運転の玉突き事故…Twitterでの反応
札幌市中央区北3条東の交差点で、飲酒運転の男が信号待ちの車に突っ込み玉突き事故が起きたことなどから、Twitter上でも大変な話題となっていました。
71歳のジジイがツルツルのアイスバーンを飲酒運転して信号待ちのタクシーに突っ込み3台玉突き。
こんなの武器だろ。
— n0rio (@nk3o1h0d) 2018年12月13日
札幌で71にもなる解体業のおっさんが飲酒運転で信号待ちに突っ込んで3台玉突き()
— 魔王さん (@dethpath13) 2018年12月12日
お早うございます。
札幌は晴れ。
手稲から琴似へ。
駅北口に杖と片方の手袋が落ちてた・・・ナンだこれ?
飲酒運転また起きたか、どうしようもないな。飲酒運転、即免許取り消しにした方がいい。— 北の旅人 (@8s4n6IJDrRxbZzU) 2018年12月12日
札幌の玉突き事故。
酒飲んでコンビニ行くってアホすぎるでしょう。
昨日は寒くて路面も悪く、シラフでも危ないだろうに…。— ケロシン/KeroKero_SIN (@k2sin) 2018年12月13日
玉突き事故現場付近(北海道札幌市中央区北)場所の地図
以下、飲酒運転の車が突っ込んだ玉突き事故現場付近・北海道札幌市中央区北3条東7丁目の地図(Googleマップ)。
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今日午後あたりからテレビ各局のニュースで、この事故で最初に追突されたタクシーのドライブレコーダーが記録した映像が流れてるけど、もう「怖い!」のひと言ですね。かなりのスピードでモロに後ろから激突された瞬間にタクシー運転手が「あぁぁ!!」「うおぁぁぁ!!!」と叫び声というかうめき声をあげている映像はショックで戦慄を禁じ得ません。
酒気帯び運転の容疑で逮捕された東区北19東22の解体業・青木忠治郎容疑者の車はレガシィか何かのスバル車で、ただでさえ車両が頑丈な上、スピードが出ている状態での追突だったようなので、その衝撃は相当凄まじいものだったと思います。
で、私は今回の事故で信じられないポイントが2つあります。
まず、青木容疑者は「自宅で酒を飲みコンビニに行くため運転した」と供述しているようですが、自宅近所の東区内のコンビニではなく、かなりの距離を運転して中央区まで遠征しているのは不可解です。
そして、事故現場は私もよく通る「東8丁目篠路通」で、たまたま私も昨日夕方、車で事故前の青木容疑者と同じ方向(南進)で走行しました。事故現場の北3東7の交差点に到達する前は函館本線をくぐるアンダーパスになっていて、東区側から進入するとまず下り坂で自然とスピードが出ますが、線路をくぐった後は交差点まで上り坂が長く続いていて上りきったら幹線道路同士が交わる北3東7の大きな交差点があるので、一般的なドライバーなら交差点に近づくにつれ自然と速度が低下するのが通常です。ちなみに北3東7交差点までの上り坂はロードヒーティングされているので圧雪とかツルツル路面にはなりません。
なので、下り坂ならともかく、長く続く上り坂が終わるあたりの場所であれほどのスピードで信号待ちのタクシーに追突しているのですから、いかに青木容疑者が追突直前まで意識してアクセルを踏み込み続けていたか…つまり青木容疑者の尋常ではない泥酔ぶり(基準値の3倍以上のアルコール量を検出)や、深酒による著しい判断力低下ぶりが伺えます。
近年飲酒運転が厳罰化され、また、道内で相次いでいる飲酒運転による悲惨な死傷事故やその後の裁判などの関連報道によって飲酒運転への世間の目が厳しさを増している中、またしても衝撃的な酒気帯び運転による事故が起きてしまいました。今回は幸いにも死亡事故には至らなかったとはいえ、飲酒運転による事故としてはかなり悪質性の高い事故であると断罪せざるを得ないでしょう。