山梨県甲府市の荒川ダムで集団自殺 テント内で練炭囲み男女4人死亡

■2019/2/13　18：39 最終更新■

山梨県甲府市川窪町の荒川ダムの広場で２月１３日、男女４人が死亡しているのが見つかりました。練炭を燃やし集団自殺を図ったとみられています。

発表によりますと２月１３日午前１０時３０分ころ、甲府市川窪町の荒川ダムにある敷地内の広場に張られたキャンプ用テントで、２０代～５０代の男女４人の遺体が見つかったということです。

荒川ダムの管理事務所の職員から「テントの中で男女４人が倒れている」などと警察に１１０番通報があったことで発覚。

この通報を受け警察官や救急隊らが現場に駆けつけたところ、テント内で男性３人と女性１人の計４人が練炭を囲むようにして倒れていました。男女４人はその場で死亡が確認されました。

所持品などから男女４人の身元は、埼玉県春日部市に住む５０代の女性、北海道函館市に住む３０代の男性、千葉県柏市に住む２０代の男性、和歌山県新宮市に住む２０代の男性、ということが判明。

また、レンタカー１台に同乗し荒川ダムの広場に来ており、管理事務所の職員は１２月夕方、男女４人が広場にキャンプ用テントを張っているのを目撃していました。

山梨県警によりますと、男女４人に致命傷になったと思われる外傷がないことなどから、テント内で練炭を燃やし集団自殺を図った可能性が高いということです。

現時点では、遺書のようなものが見つかっているのかどうがなどについて不明。

山梨県警は男女４人の死因を調べるとともに、当時の現場の状況などについて詳しく調べています。

山梨県甲府市の荒川ダムの広場で集団自殺…Twitterでの反応

甲府市川窪町の荒川ダムの広場で男女４人がテント内で練炭を燃やし集団自殺を図ったことなどから、Twitter上でも大変な話題となっていました。

集団自殺現場付近（山梨県甲府市川窪町の）場所の地図

以下、男女４人が練炭で集団自殺した現場付近・山梨県甲府市川窪町のの地図（Googleマップ）。