多摩動物公園でサイに襲われ従業員が心肺停止 事故の影響で臨時閉園

■2019/8/25　15：48 最終更新■

東京都日野市にある多摩動物公園で８月２５日、男性従業員が倒れているのが見つかりました。サイに襲われたとみられています。

発表によりますと８月２５日午前１０時５０分ころ、多摩動物公園のサイ飼育施設で、５０代の男性従業員が倒れているのを同僚が発見したということです。

発見した同僚が「男性従業員が倒れて意識がない」などと消防局に１１９番通報したことで発覚。

この通報を受け救急隊や警察官らが現場に駆けつけ、男性従業員を病院に救急搬送しましたが、心肺停止状態です。

警視庁日野署によりますと、男性従業員が倒れていた現場付近にはサイの皮膚に塗る薬が落ちていたことなどから、男性従業員がサイに薬を塗っていた際に襲われた可能性が高いということです。

また、男性従業員の左脇腹にはサイに襲われてできたと思われる傷があった模様。同日は男性従業員がサイを展示スペースに出す担当でした。

以下は、Twitterユーザーが多摩動物公園の様子を撮影し投稿したものです。

画像出典：https://twitter.com/KOUc14/status/1165461894439682048/photo/1

現場周辺には規制線が張られるとともに、お客様らが心配そうに様子を伺い騒然としています。

インターネット上には「多摩動物公園でサイに襲われたとか怖すぎ」「従業員が回復することを祈ってます」「サイが飼育員襲って臨時休園か…」「多摩動物公園臨時休園らしいが今居るんだけど…」などと様々な声が多数ありました。

この事故を受け、多摩動物公園は臨時閉園となっています。

日野署は安全面に問題は無かったのかなど、当時の現場の状況について詳しく調べています。

多摩動物公園でサイに襲われ心肺停止…Twitterでの反応

多摩動物公園のサイ飼育施設で男性従業員が心肺停止状態で倒れているのが見つかり、サイに襲われた可能性が高いことなどから、Twitter上でも大変な話題となっていました。

サイに襲われた事故現場（東京都日野市程久保）場所の地図

以下、男性従業員がサイに襲われた場所・東京都日野市程久保７丁目１−１「多摩動物公園」の地図（Googleマップ）。