清水建設の従業員がコロナ感染し死亡 緊急事態宣言対象の作業所を閉鎖

■2020/4/13　17：47 最終更新■

清水建設の従業員３人が新型コロナウイルスに感染、このうち１人が死亡したことがわかり、緊急事態宣言の対象地域の全作業所を閉鎖することがわかりました。

発表によりますと４月１３日、清水建設株式会社の東京都内の作業所の従業員３人が新型コロナウイルスに感染したことがわかったということです。

このうち１人は発熱等の症状があり検査後も体調不良が続き自宅待機していましたが容態が急変し死亡したということです。

陽性反応が出た従業員は３人は同一作業所に勤務していました。

これらを受け、清水建設は緊急事態宣言の対象地域の作業所を、緊急事態宣言終了まで閉鎖するなどの対応をとるとホームページで報告しました。

以下は、清水建設のホームページのキャプチャ画像です。

画像出典：https://www.shimz.co.jp/information/others/20200413.html

新型コロナウイルス感染拡大を受けた当社の対応について

当社ではこれまで，作業所に於いては関係省庁の指導に則り，除菌消毒と「三つの密」回避の徹底を図り，また内勤においてもテレワークや出張自粛など，全社を挙げて感染予防と感染拡大防止策を推進してまいりました。

更に4月7日の「緊急事態宣言」発令を受け，一層の内勤の出社人員数削減など人と人との接触を極力減らす施策に全力で取り組んでおります。

しかしながら，この度，当社の東京都内の同一作業所勤務者3名が，発熱等があり，新型コロナウイルス（PCR）検査を受けた結果，「陽性」と判明しました。なお3名のうち1名は，検査後も体調不良が続き自宅待機をしていたところ，容態が急変し，亡くなりました。その後，「陽性」と判明したものです。現在，保健所の確認を得ながら，適切に対応を進めております。

当社は，首都圏をはじめ都市部を中心に日々深刻度が増す感染状況を踏まえ，当社グループ及び協力会社社員の生命・安全を最優先事項と考え，またこの感染症の拡大阻止の一層の強化を図るため，「緊急事態宣言」の対象地域に所在する当社作業所については，原則として，緊急事態宣言終了までの間，閉所する方針といたしました。関係者の皆様とは，今後協議を進めてまいります。何卒ご理解とご協力のほどお願い申し上げます。

出典：新型コロナウイルス感染拡大を受けた当社の対応について | お知らせ | 清水建設

インターネット上には「清水建設の作業員１人がコロナで亡くなってる…」「これは建設業、大変なことになるぞ」「清水建設で感染者かよ…それも１人が死亡ってヤバすぎる」「下請けどうなるんだろ？」などと様々な声が多数投稿されていました。

清水建設のコロナ感染の従業員1人が死亡…Twitterでの反応

清水建設の東京都内作業所の従業員３人が新型コロナウイルスに感染し、１人が死亡したことなどから、Twitter上でも大変な話題となっていました。

清水建設本社（東京都中央区京橋）場所の地図

以下、コロナ感染者が３人出た清水建設本社の場所・東京都中央区京橋２丁目１６−１「清水建設 本社」の地図（Googleマップ）。