前橋市で飲酒運転死亡事故 栗原七海容疑者を逮捕「朝まで飲んでいた」

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群馬県前橋市で、飲酒運転をしていたワゴン車が乗用車2台と衝突し2人が死傷する事故が発生しました。

群馬県警は酒気帯び運転や過失運転致死傷などの疑いで、渋川市に住む飲食店アルバイト・栗原七海容疑者(20)を逮捕しました。栗原七海=くりばら ななみ

発表によりますと7月11日午前5時半ころ、前橋市の道路で、飲酒運転をしていた栗原七海容疑者が対向車線を走行していた乗用車2台と衝突したということです。

事故後、栗原七海容疑者は現場から約100m逃げ、自ら「車と衝突し逃げてしまった」などと警察に110番通報していました。

この事故で、対向車線を走行していた佐藤一由さん(78)と別の乗用車を運転していた男性(68)が病院に救急搬送され、搬送先の病院で治療を受けましたが、佐藤一由さんの死亡が確認されました。また、男性も胸の骨を骨折する重傷を負っています。

当時、現場に駆けつけた警察官が栗原七海容疑者から話を聞き、アルコール検査をしたところ基準値を超えるアルコールが検出されたため、酒気帯び運転の疑いで現行犯逮捕していました。

栗原七海容疑者のワゴン車がセンターラインをはみ出して走行したことで、対向車線の乗用車と衝突したとみられています。

ワゴン車や乗用車はフロントなどの原型がなくなるほど大破していたことなどから、かなりのスピードで衝突したとみられています。

前橋市の飲酒運転死亡事故のニュースのキャプチャ画像

画像出典:JNN

警察での取り調べに対して栗原七海容疑者は「友達と朝まで酒を飲んで車を運転していた」「怖くなって逃げてしまった」などと供述し容疑を認めています。

この事故についてインターネット上には「前橋の死亡事故は飲酒運転だったのか…いつになったら飲酒運転がなくなるのか」「飲酒の死亡事故はこれから殺人罪にしてくれ」「20歳で人生終わったな」「数年ではなく、飲酒が原因の死傷事故は即無期懲役を求めてほしい」などと様々な声が多数投稿されていました。

群馬県警は酒気帯び運転や過失運転致死傷などの疑いで、栗原七海容疑者から事情を聴くとともに、当時の現場の状況などについて詳しく調べています。

酒を飲んで運転か 死亡事故で20歳女逮捕(20/07/11)

2020/7/11 ANNがYoutubeにアップロードした動画

関連法定刑

関連する犯罪の法定刑

過失運転致死傷罪…7年以下の懲役もしくは禁錮または100万円以下の罰金
救護義務違反…5年以下の懲役または50万円以下の罰金
酒気帯び運転…3年以下の懲役または50万円以下の罰金

前橋市で飲酒運転の死亡事故…Twitterでの反応

前橋市の道路で栗原七海容疑者が飲酒状態でワゴン車を運転、対向車線の乗用車など2人と正面衝突し2人が死傷した事故について、Twitter上でも大変な話題となっていました。

飲酒死亡事故現場付近(群馬県前橋市)場所の地図

以下、20歳の女が飲酒運転で死亡事故を起こした場所付近・群馬県前橋市の地図(Googleマップ)。

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