京都市山科区で女性の遺体発見【殺人事件】

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9/2更新最新情報!

京都府警は8月26日、小西さんの同僚の男性で事件後に自殺した、岩見達也容疑者(当時37)を容疑者死亡のまま強盗殺人と死体遺棄の疑いで書類送検しました。

メールなどの解析により、岩見容疑者は小西さんに約20万円の借金があり、その返済をめぐってトラブルになっていたことが判明。府警は動機に関して、金銭トラブルによる犯行とみています。

府警捜査一課によると、岩見容疑者は7月28日夜~翌29日の未明にかけて、京都市山科区竹鼻西ノ口町のショッピングセンター駐車場に止めた小西さんの車の中で、小西さんの首を絞めて殺害した疑い。そして現金約4万2千円を強奪し、車を運転して小西さんの自宅前に止め、遺体を放置したといいます。

府警の捜査では、岩見容疑者宅などから小西さんの携帯電話や車の鍵などが見つかりました。また、小西さん宅から歩いて離れる岩見容疑者の姿が防犯カメラに映っていたことが分かっています。

8/8速報情報!

小西さんと職場の同僚だった男性が遺体で発見。自殺とみられています。
詳細は山科の小西さん殺人事件で同僚男性が自殺に書いています。

女性殺人事件の概要(8/5執筆)

7月30日の午後7時40分ころ、京都市山科区北花山河原町にある住宅の前の駐車場で、「妻が車の中で倒れている」と男性から110番通報がありました。

警察が現場に駆けつけると、この家に住む小西千春さん(35)がワンボックスタイプの車の後部座席に倒れ、既に死亡していたそうです。

京都で35歳女性の遺体発見

小西さんの服装は黒色の半袖シャツに、黒地に葉っぱの柄がついたショートパンツ、足は裸足の状態で、靴は車内から発見されています。

発見された車は白いミニバンで、ドアは全て施錠。後部座席の窓には、車の中が見えにくくなるようなスモークが張られていました。

さらに、小西さんの遺体は後部座席の下(床)に横たわっていたということで、窓からのぞき込まなければ見えない状況でした。

今のところ、小西さんが普段持ち歩かないスペアキーも含め、合計3本の車の鍵が全て見つかっていません。また小西さんの携帯電話もなくなっています。

現場は中学校から道を1本挟んだ住宅街で、車は小西さんの自宅前に止められていました

車は小西さんが普段使用しているもので、小西さんの着衣に乱れはなく、また抵抗した際にできる「防御創」もなかったといいます。

司法解剖の結果、死因は何らかの凶器を使って首を強く絞められたことによる窒息死だとみられ、舌の付け根の骨も折れていました。

死亡推定時刻は遺体発見前日の29日。警察は何者かが車の中で小西さんの首を絞め殺害したとみて、捜査本部を設置しました。

警察は、車の鍵や小西さんの携帯電話を探すとともに、殺害直前の小西さんの足取りなどについて調べを進めています。

空白の2日間

小西さんの夫の話によると、小西さんは7月28日の午後10時ころ、車で外出したといいます。

それから約1時間後、自宅から1.3kmほど離れた商店の防犯カメラに、小西さんが1人で買い物をする姿が写っていました。その映像によると、小西さんの服装は30日夜に遺体で発見された時と同じものでした。

小西さんの姿が商店で確認されてから、遺体が発見されるまでの「空白の2日間」。この間に、小西さんの身に何が起きていたのでしょうか。

小西さんの夫によると、小西さんが車で外出した翌日(29日)の午前5時には、自宅前に車があったそうです。また、夫が仕事から帰宅した同日午後5時と、翌日の30日午前にも、車があったことが確認されています。

小西さんは夫と子ども3人の家族5人で暮らしていましたが、子供たちは小西さんの友人宅へ泊まりに行っていて、自宅には不在だったといいます。

小西さんはパート勤務で弁当配達をしていましたが、29日と30日の2日間にわたり無断で欠勤したため、30日の午後、職場の上司や同僚らが小西さん宅を訪問しました。

そして小西さんの夫と一緒に行方を捜したところ、自宅前の車の中で、小西さんの遺体を発見しました。

近所の人の話

小西さんを知る人
「愛想のいい、優しい人。人あたりいい人だと思う。外出るのが怖い」

近所の人
「ごくごく普通のご家庭ですね。ごくごく普通のご主人の奥さん」
「小西さんはものすごく気さくでいい人です。よそともめるのは、聞いたことない」

近所の人(遺体発見当日の様子について)
「遺体発見の時か知らないが、女の人の泣き声がしていた。子どものトーンとは違った。同僚と一緒に捜して、見つけたという場面だと思う」

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