山科の小西さん殺人事件で同僚男性が自殺
■ 最終更新■
【9/2速報】
小西さん殺害事件は、自殺した同僚男性によるものと断定。京都府警は、小西さんの同僚だった岩見達也容疑者(当時37)を容疑者死亡のまま強盗殺人と死体遺棄の疑いで書類送検しました。詳細はこちら→京都市山科区で女性の遺体発見【殺人事件】
自殺した同僚男性について(8/9執筆)
7月末に京都市山科で起きた主婦絞殺事件ですが、その被害者女性である小西千春さん(35)の同僚男性が遺体となって発見されました。
同僚男性は、小西さんの遺体を発見した際の第一発見者の内の1人で、滋賀県在住とのことです。
発見されたのは8日、滋賀県大津市内の駐車場でした。
8日の午前7時半ころ、小西さんの勤務先だった弁当業者の上司に、同僚男性から自殺をほのめかすメールが送られてきました。
その上司から連絡を受けた京都府警の捜査員が、大津市内にある公園の駐車場にかけつけたところ、車が止められていました。
車のドアにはロックがかかっており、ガラス窓を割って車内を確認したところ、同僚男性が後部座席の取っ手に首をつって死亡しているところを発見しました。
同僚男性が容疑者なのか?
京都府警山科署捜査本部によると、男性は自殺とみられ、現在小西さん殺害事件と男性との関連を慎重に調べているといいます。
まだ確定ではありませんが、現時点ではその男性が小西さん殺害の容疑者である可能性が高いでしょう。
事件に関する報道が始まってから8月7日までのニュース等を見ていると「どう考えても旦那さんが怪しすぎる」という意見がネット上には多くありました。正直言うと、私もその1人でした。本当に申し訳なく思います。
理由は、「何で捜索願を出したり警察に何も言わなかったんだろう」というものや「行方不明になって2日目だから捜索願を出すのは早いと判断したとしても、何かおかしいとは思わなかったんだろうか」というものです。
私は結婚していないのでわかりませんが、想像だと小西さんは毎日夜ご飯などを作っていたのではないかな、と思います。それなのに2日間も帰宅してこないとなると、旦那さんも不思議に思わなかったのか…。と。
しかし家庭事情は様々ですから、奥さんが数日ぐらい帰宅してこないのは当たり前だったのかもしれないし、喧嘩していた可能性もありますし、家庭内別居に近いぐらい関係が悪化していた可能性など、何かしらの事情があったのかもしれません。
そもそも、報道では旦那さんに関してほとんど触れていませんでしたが、報道されていないだけで実際には旦那さんも小西さんの行方を一生懸命探していたのかもしれません。(報道されていたのを私が知らないだけという可能性もあります…)
何にせよ、多くの情報が発表されていませんでしたので、あえて以前の記事では「犯人は誰なのか?」という点には一切触れないでおきましたが、それは正解でした。
同僚男性が容疑者と決まったわけではありませんし、現時点では旦那さんが100%シロと言うことはできないにせよ、旦那さんが無実なのが判明すれば、それを国民がわかるように出来る限り早く報道するべきだと思います。
ネット上だけでも大打撃ですが、さらに近所の人や職場の人から「容疑者なんじゃないか?」なんて思われていたら、たまったものではありません。
1日でも早く、真相が解明されることを祈ります。
8/9 17:16追記情報
小西さんの遺体を発見したのは、同僚男性、同僚女性、パート先の上司、小西さんの夫の4人だったそうです。
同僚男性がメールを送信した”上司”は、遺体発見現場にいたパート先の上司とのことでした。
同僚男性から上司に対して送られた”自殺のほのめかすメール”には事件に関して何も書かれていないということです。
小西さんの周りの人は(8/24追記)
小西さんの夫
「車が戻っているのは確認したが、妻はよく車の中で寝ることがあり、中に妻がいるところまでは確認しなかった」
近所の人
「(小西さんは)車で寝ていることが多い。帰ってくるのが遅い時もある」
同僚
「(小西さんと自殺男性が)2人でよく店の前で喋ったのは知っている。結構長い時間話していた」
捜査関係者
「ミニバンの窓にはスモークが貼られ、中の様子は外からわかりにくい状態でした。夫が業者を呼び鍵を開けると、小西さんが後部座席前の床に膝を立て、仰向けで死んでいたのです。最大の謎は、空白の2日間。28日夜から30日夜までの小西さんの足取りが“点”の情報のみで全くわからない。司法解剖の結果、首を紐のようなもので強く絞められ、窒息死したと思われます。よほど強く絞められたのか、首の骨の一部が折れていました」
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