熊谷市石原で殺人事件-無差別連続通り魔事件か 小学生女児含め6人死亡

■2015/9/16　23：31 最終更新■

埼玉県熊谷市石原の住宅で９月１６日、女児や女性ら計４人が殺害される殺人事件が相次いで発生しました。同一犯の通り魔的犯行による無差別連続殺人事件の可能性も。

発表によると９月１６日夕方ころ、熊谷市石原にある住宅で、１人暮らしをしていた女性（８４）が血を流して倒れているのが見つかったということです。

また、現場近くにある別の住宅でも、成人女性１人と小学生の女子児童２人の計３人が倒れているのが見つかりました。成人女性は女子小学生２人の母親とみられています。

２つの住宅で発見された４人の被害者らは、いずれも死亡が確認されたということです。

この連続殺傷事件で埼玉県警は、現場近くにいたペルー人の男（３０）の身柄を確保し、２つの殺人事件への関連を慎重に調べています。

なお、この犯人とみられるペルー人の男は警察官に取り押さえられようとした際に、建物から飛び降りたことでケガを負ったことから、現在深谷市内の病院へ搬送されているとのこと。

この殺人事件を受けて現場周辺には数十人もの警察官らが駆けつけたほか、規制線が張られ報道陣による取材活動も行われるなど、騒然としています。

埼玉県熊谷市では見晴町でも夫婦死亡の殺人事件

埼玉県熊谷市では９月１４日、見晴町でも夫婦２人が殺害される殺人事件が起きています。

今回４人が殺害された連続殺人事件現場からは約１ｋｍほどの距離しか離れておらず、このペルー人の男が関与したことが疑われます。

いずれも刃物で切りつけられたり刺されたりしたものとみられ、手口も似ています。

ペルー人の男が全ての事件に関与していた場合、１人の犯人が６人を殺害という史上稀に見る大量殺人事件に発展する可能性もあります。

この無差別・通り魔的に狙われたとみられる熊谷市連続殺人事件について、詳しい情報が入り次第、随時更新していきます。

追記 – ペルー人の男に逮捕状、しかし意識不明の重体

その後の発表によると、ペルー人の男について住居侵入の疑いで逮捕状を請求しているということです。

しかしペルー人の男は包丁で手首を切っているほか、住宅２階から飛び降りた際に頭蓋骨骨折などのケガを負い、意識不明の重体になっているとのこと。

もし死亡した場合、犯行動機などが明らかにならず、なぜこのような凶行に及んだのか分からないまま事件の終結を迎える可能性も。

なお被害者については、最初の住宅で見つかった女性が白石和代さん（８４）、その後近くの住宅で見つかった母娘は加藤美和子さん（４１）、加藤美咲ちゃん（１０）、加藤春花ちゃん（７）であることが分かりました。

白石和代＝しらいし かずよ
加藤美和子＝かとう みわこ
　　美咲＝みさき
　　春花＝はるか

埼玉・熊谷で４人殺害か、ペルー人の男身柄確保く

2015/9/16 23:00頃にTBS News-iがYoutubeにアップロードした動画

84歳女性が浴室で死亡 2人も襲われる 男を確保(

2015/9/16 20:00頃にANNnewsCHがYoutubeにアップロードした動画

法定刑と関連リンク

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熊谷市石原で無差別連続殺人事件か…Twitterでの反応

熊谷市石原で小学生の女児、成人女性、高齢女性の計４人が殺害された連続殺人事件について、いずれも無差別に狙われた通り魔的犯行の可能性があることから、Twitter上でも衝撃の声が広がっていました。

熊谷市石原で通り魔？連続殺人事件現場（熊谷市石原）場所の地図

以下、通り魔とみられる連続殺人事件が起きた現場付近・埼玉県熊谷市石原の地図（Googleマップ）。