メロン農家が除草剤まかれ6棟のメロンハウス全滅 寺坂農園に甚大な被害

■2017/8/3　17：10 最終更新■

北海道・富良野地区にあるメロン農家が除草剤を撒かれ、６棟のメロンハウスが全滅する甚大な被害が出たとして、犯人に対して批判の声が集まっています。

事件が起きたのは北海道中富良野町のメロン農家「寺坂農園」で、同農園は８月３日、公式ブログを更新しました。

そのブログによると７月９日～１０日頃にかけて、何者かがメロンハウスに侵入し、メロンを全滅させるためのあらゆる手段を講じたということです。

犯人はメロンハウス９棟の全自動換気装置の設定を変更し、メロンを高温にさらし全滅させようとしたほか、「ブレーカーをオフにして換気装置すべてを機能停止状態にする」「給水栓を半開きにすることでメロン畑を水浸しにしようとする」などの行為をしたとみられています。

そして、「農家にとっては究極の極悪非道の禁じ手」とも呼ばれる、除草剤の散布を行いました。

これにより、寺坂農園のメロン約６６００玉が枯れ果てる甚大な被害を受け、会社が倒産する可能性すらあることを示唆しています。

しかし寺坂農園は公式ブログで「今後の動向次第では廃業する可能性もある」としながらも、「私たちは復活できる」「何度でも立ち上がる」と今後の活動に関する決意を書いています。

また既に警察による捜査が進められており、「犯人逮捕へのメドがついた」ということです。

この事件についてはインターネット上でも大変な話題となっており、「何でこんな酷いことをするんだ」「同業者の仕業かな？」「メロンは特に難しい農作物。犯人は絶対に許せない」「メロン農園の記事読んでるだけで泣きそう」などと怒りの声が多数みられます。

犯人逮捕など進展があり次第、記事を随時更新していきます。

寺坂農園の元記事 悪質な犯罪行為があり、メロンハウス6棟が全滅しました。 | 感動野菜産直農家 寺坂農園 公式ブログ については、アクセス過多により現在閲覧しにくい状態となっていますが、Googleのキャッシュから閲覧することができます。

メロン農家で除草剤まかれる事件、メロンハウスが全滅…Twitterでの反応

メロン農家で除草剤が撒かれ、６棟のメロンハウスが全滅した事件について、Twitter上でも大変な話題となっていました。

事件現場（北海道中富良野町）場所の地図

以下、メロンハウスに農薬が撒かれた事件現場・北海道空知郡中富良野町東５線北４「寺坂農園」の地図（Googleマップ）。