市原市国分寺台のスーパー「せんどう」で豚ひき肉に異物混入 金属片

■2015/1/8　12：45 最終更新■

千葉県市原市国分寺台中央にあるスーパーで１月６日、豚ひき肉パックの中に金属片が混入していたことが分かりました。

金属片が混入していたのは、市原市国分寺台中央6丁目10-6にある「せんどう 国分寺台店」です。

せんどうの発表によると、１月５日にひき肉を製造した際、機械から異常な音がするとともに刃の一部が欠けていることが発覚したということです。

このことから、同日の出荷分について販売中止を決定、全店舗に全て廃棄するよう指示したということです。

しかし内部の連絡ミスから、せんどう国分寺台店で１月６日、問題のひき肉１６パックが販売されたとのこと。

購入した女性客から「食べていたひき肉に金属片が混入していた」との指摘があり、事態が発覚しました。健康被害などは確認されていないということですが、混入していたのは機械内部の金属の刃で、米粒大ほどの大きさがあったといいます。

また、一部報道では他３店舗も含め計３３パックが販売されているとの情報もあります。

せんどうはこの一件を受け、市原保健所に報告するとともに、自主回収を始めました。保健所は１月８日、立ち入り調査を行うとしています。

問い合わせ先は、0436-42-3111（株式会社せんどう）。

せんどう「商品回収のお願い」

せんどうは、自社のWebサイトで以下のように掲載していました。

【商品回収のお願い】

平素は格別なご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。

この度弊社が製造販売しております【千葉県産 豚挽肉】の一部に、金属片が混入している可能性があることが判明いたしました。

金属片は挽肉製造機の部品の一部が欠損し商品に混入したものと断定しました。

そのため弊社では市原保健所と報道機関に連絡をし商品回収を進めております。

お客様にたいへんご迷惑とご心配をお掛け致しますこと、心よりお詫び申し上げます。

つきましては下記の対象商品を回収させて頂きますのでご協力をお願い申し上げます。

お客様のお手元に該当商品がございましたら、誠にお手数ではございますが弊社弊店までお申し出ください。

今後このような事態が発生する事の無いよう、管理体制の一層の強化に努める所存でございますので何卒ご理解のほどお願い申し上げます。

■回収対象商品
【千葉県産 豚挽肉】 　のうち
消費期限が ２０１５年１月６日　で
加工者が　㈱せんどう潤井戸プロセスセンター　とラベルに記載

■お問い合わせ先電話番号
せんどう　本部事務所　０４３６-４２-３１１１
（お電話受付時間　10：00～17：30）

出典：千葉県の食料品スーパー｜株式会社せんどう

相次ぐ異物混入問題

連日、食品への異物混入事案がニュースで取り上げられ、大変な騒ぎとなっています。

和光堂のベビーフードへのコオロギ混入、ワタミのタクショクへのネジ混入、そのほかマクドナルドではビニール片や金属片やゴミムシやプラスチック片や人の歯など、怒涛の異物混入ラッシュとなっています。

なお、本日鹿児島県のマクドナルドでも混入事案があったと、一部メディアが速報で報じています。

スーパーせんどうで金属片が混入…Twitterでの反応

金属片が混入していたせんどう国分寺台店の地図