長崎県諫早市山川町でスナック菓子につまようじ混入事件-少年逮捕

■2015/1/17　20：22 最終更新■

長崎県諫早市山川町のスーパーでスナック菓子に”つまようじ”を混入させたとして、長崎県警諫早署は１月１７日、無職の少年を逮捕しました。

偽計業務妨害の容疑で逮捕されたのは、諫早市堂崎町に住む無職の少年（１７）。

発表によると少年は１月１５日、諫早市山川町にあるスーパーで、商品のスナック菓子の紙製のフタにつまようじ１本を差し込んだ疑いが持たれています。

警察での取り調べに対して少年は容疑を認めているとのこと。

さらにこのスーパーには１月１６日午前、「店内でお菓子につまようじを差し込んでいる様子を撮影した動画が、Youtubeに投稿されている。おたくの店じゃないか」と電話があったといいます。

警察が確認したところ、Youtubeには動画が実際に投稿されていたということで、少年は「自分でスーパーに電話した」と話している模様。

諫早署は、全国指名手配され全力逃走中のつまようじ混入少年を模倣して犯行に及んだ疑いがあるとみて、捜査を進めています。

またつまようじ…相次ぐ異物混入事件

東京都内で１９歳の少年が、じゃかりこにつまようじを混入させた通称「じゃがつま事件」をきっかけに、全国で針などを混入させる異物混入事件が相次いでいます。

千葉県市川市のスーパーではフライドチキンの中から縫い針が、岐阜県美濃加茂市のショッピングセンターでは菓子パンや大福から縫い針が出てくるなど、住民の不安が広がっています。

もともと定期的にこのような異物混入事件は発生していましたが、連日報道されるつまようじ混入少年の影響を受け、今後も似たような事件が相次いで発生する恐れも。

長崎県諫早市で発生したつまようじ混入事件は逮捕されたものの、千葉・岐阜の両事件は未だ逮捕されておらず、また全力逃走中の少年についても逮捕されたとの発表はありません。

同様の事件がさらなる広がりを見せる前に、警察には犯人たちを一刻も早く逮捕してもらいたいところ。

つまようじや異物混入事件の関連リンク

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つまようじ混入事件現場付近（諫早市山川町）場所の地図